「あっ、そういえば
次の授業って移動じゃない?」



『あーそうかも。

めんどい。

保健室でサボろっかな。』



「何馬鹿なこと言ってんの。

ぐーたらしてないで
早く用意して!

ほらいくよっ。」



半ば強引にミソノに連れていかれた。



『サボりたいのに!

ミソノのあんぽんたん!』



「あんぽんたん?

…後で覚えてなさいよ。」



後でミソノにお昼ご飯を奢るはめになったのだった。