「歩夢!俺ん家に教科書忘れたぞ。お前。変わんねーな!忘れっぽいとこ。」



あゆむ…?


私がまだ見えないとこで聞こえる会話。




俺ん家?
家を出入りする仲なんだね。



「ごめーん!ありがと。」


高くて可愛い声。




私より何百倍も可愛いんだ。