そういうのなんかイヤ！！



「それは修二もわかってるよ。ただ真由ちゃんを気になったキッカケが菜々枝というだけで…真由ちゃんを菜々枝の代わりだなんて思っちゃいねぇよ」

「……ふーん。でもそれだけで真由のメールや着信無視するのはどうなの？？ちょっとひどくない？」

「………いや、その菜々枝から一週間前に３年ぶりにメールが来たらしいぜ？」


「えっ！！？」


思わず飛び起きてしまう私。






「メールが！？なんて？？」

「…“もう一度話がしたいから、連絡くれ”的なメール。修二はそのメールにまだ返事はしてないみたいだけど…」


祐輔は灰皿にトンとタバコの灰を落とす。








「話ってなんだろう…」

「それは分かんねーな。ただその菜々枝からのメールのせいで、修二は余計に真由を避けてんじゃね？まぁ、真由ちゃんはどっちにしてもかわいそうだけど……」

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