部屋に入ると‥

祐輔のいう通り修二くんの姿も、修二くんの荷物もなく…祐輔の荷物とビールの空き缶が転がっていた。






「もう〜ビール飲んでもいいけど、ちゃんとゴミ袋に捨てなよ〜」

「ハーイ♪」


祐輔はそう言いながらも、冷蔵庫からビールを出す。




「私にもちょうだい!」

「ん‥‥」


祐輔から缶ビールを受け取り一口飲んだあと、ひいてある布団に寝転がる。








「・・・・・」

「・・・・・」


部屋は静まり返っている…

こんなに静かな夜は久しぶり・・・





「ねぇ…修二くんて・・真由のことどう思ってるのかな?」




私がそう言うと、祐輔は布団に寝転がる私の隣に寝そべる。






「…………」

「‥聞いてる?」

「……うん、聞いてるよ」

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