修二に胸ぐらを捕まれているのは、さっき真由といたホストのひとり。





――!!

「真由っ!!」


部屋の隅に、横たわった真由の姿。

私は慌てて部屋に入り、真由に駆け寄った。





「真由!?真由!!?」


真由は目を閉じたまま返事がない・・・





「真由に何したのっっ」


真由の近くにもうひとりのホストの姿。

私はそのホストに声をあげて訪ねた。



















「……睡眠薬を・・・飲ませまし‥た・・・」



―――睡眠薬?




すると、修二くんが怒りに震えた声で口を開く……

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