「お前もそう思う?」

「うん。初めて会った時、ちょっと似すぎててびっくりしたもん…」


俺は真由ちゃんと菜々枝の顔を、思い浮かべていた。





「でもよ……真由は菜々枝じゃねぇ・・真由は真由だ!」

「そりゃそーだ。」


「アイツ(菜々枝)と真由を比べたくなんかねぇんだよ‥俺は・・」

「つーかお前さ‥菜々枝がどーのこーのより、真由ちゃんの方が気になるんだろ?」


修二は下唇を噛み、ジロッと俺を睨む。






「‥やっぱりな。真由ちゃんとどう接していいかわかんねぇんだろ?」

「………うん。」


「‥まだ・・・怖い?」



俺がそう言うと、修二はゆっくりと頷いた。

俺は修二の背中をポンと叩き、タバコに火をつけた。










今夜は星がキレイだ・・

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