菜々枝が…?


「‥なんて?」

「ん・・・」


修二が俺に自分の携帯を差し出す。





「見るぞ?」

「…ああ」


俺は修二の携帯をそっと開く。

携帯を開くと、メールの受信画面になっていた。





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【********@docomo.ne.jp】
【Re:菜々枝です。】


久しぶりです。元気?

もう一度話がしたいので
連絡くれませんか?


ずっと待ってます。

-END-

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「・・・・」


菜々枝からのメールは、絵文字も顔文字もない寂しげななメール。

ある意味、真剣さが伝わってくる…

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