「畳のいい匂い〜」

「気持ちいいね〜」


真由と2人、天井を眺める。





真由‥

さっきの雰囲気とは違って、今は元気に振る舞ってるけど・・
バスの中の雰囲気はなんだったんだろう?



……聞いちゃおうか‥な?







「ねェ…真由?」

「ん〜?」


真由がこっちにクルッと顔を向ける。





「あのさ・・さっき……」


コンコン


―――!

タイミングよく(悪く?)部屋のドアがノックされる。



私は体を起こし、ドアを開けた。

.