チャリン


「あたっ!」


頭になにやら鈍い痛みが……


振り向くと、祐輔が私の頭の上に部屋の鍵を乗せてきた。






「ん。お前と真由ちゃんの部屋の鍵……」

「あ、うん‥」


頭から鍵を取り確認する私。





「お前らの隣の部屋が俺と修二の部屋だから、なんかあったら来て‥」


そう言って、祐輔は修二くんと部屋に入って行った。






今年は祐輔と別々の部屋かぁ‥

去年は一緒だったけど、まだ付き合ってなかったし…



てゆうか、真由と修二くん。なんか気まずそうだったな‥

…なんかあるのかな?

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