祐輔はタバコを口にくわえ、写真を受け取った。

写真は2枚…。
超音波の白黒の写真と、4Dの写真。



「おお〜!また大きくなったな♪4Dの写真なんか、もう人間そのものじゃんっ」

「でしょ?4D写真ってスゴイよね!赤ちゃんの顔が、あんなに立体的に見えるなんて…」

「だな★子供が産まれて大きくなったら、この写真見せてやるといいよ。スゲェ感動すると思うぜ…」


祐輔は灰皿でタバコを消した。





「そうだネ…」


私は優しくお腹をさする。

だいぶお腹出てきたなぁ〜
最近は、赤ちゃんがお腹蹴ったりするし…

早く産まれないかなぁ・・




「早く産まれねぇかな〜。つーか、性別はどっちかな〜」

――!

祐輔が超音波写真を見ながら、私が座っているソファーの隣に座った。



「ああ!そういえば…性別わかったよ!」

「えっ!!マジ!!?」

「うんっ♪今日、先生に聞いたも〜ん!」

「どっち!?オス?メス??」

オス?メス??(汗)

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