「ハハっ泣き虫!せっかくのメイクが取れちまうだろ〜」

「……うぅ〜」


涙を拭いてくれる祐輔。



「ホラ、笑って♪お前の笑った顔が1番好き!」


祐輔は笑いながら言った。

私は涙を拭き、ニコッと微笑む・・



「……ンっ!」


微笑んだ瞬間‥不意をつかれたように、祐輔にキスされた私。

すると……




「見〜ちゃったッ♪」


―――!!

後ろから真由や修二くん…顔見知りのホスト達や‥上司。仕事でお世話になった方々・・
そして…



「希〜!」

「希さん〜」


お母さんと、祐輔のおばあちゃんがいた・・・




「ふ、2人とも…来てたの!?」


私は、お母さんとおばあちゃんに駆け寄った。

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