「な、なにそれ〜〜///」

後ろから俺の服を引っ張る希。






「そうそう…来月の社員旅行に真由ちゃんも来るってよ〜」

「え‥‥ホント!?」


希の動きが止まる。




「うん。修二のやつが誘ったみたいだぜ・・」

「ウソっ、やった―――♪♪さっそく真由にメールしてみるっ」


希はポケットから携帯を出し、メールを打ち出した。




俺は「やれやれ」といった感じで自分のディスクに座り、鼻歌まじりでメールを打つ希をしばらくぼんやりと見つめていた。








この犬みてぇなペットは

俺のお姫様なんだ…









誰にもやらねぇぞ♪

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