「…でも・・世界で1番…お前がウェディングドレスが似合う犬だな…」

「――――!//」


祐輔は優しく微笑んだ。

祐輔のタキシード姿は、本当に似合っていた・・


いつもは黒いスーツなのに…
今日は白いタキシードの王子様だ///




「じゃあ、行こうか…」


祐輔が私の手を引き、ホテルから外へ出る・・

外で私たちを待っていたものは……




「リ…リムジンッ!!?」


白い高級そうなリムジンだった…!


「すげぇだろ♪これに乗って、教会まで行くぞ!」


リムジンに乗り込む祐輔。
私も祐輔に続き、リムジンに乗り込んだ。


リムジンの中は、黒いシートで新車の匂いがして…私たちが乗り込んだと同時に、リムジンは動き出す。




コポコポ……


祐輔が車内に置いてある、高そうなシャンパンを、グラスにそそぎ私に差し出した。



「ありがとう…」


ブーケを横に置いて、グラスを受け取る私。


「―――!」

すると…自分のネイルに目が止まった。

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