「…そっか。だったら止めない。お前の計画はいいとは思う‥だけど、お前の計画はハッキリ言って“賭け”だ…。もしかしたら失敗するかもしれない・・だとしても、落ち込むなよ?俺がついてんだから…」

「……うんっ♪ありがとう!私・・頑張るね!!」


希はそう言って、俺にギュッと抱きついた。

俺はそんな希を見て愛おしく想いながら、希の髪を撫でた。




なんだろう…この気持ち・・

希がちょっとたくましくなったような…そんな気持ち・・

少し距離を置いたのは、やっぱり無駄じゃなかったのかな。


俺はちょっと自立した希を目の前にして、少しだけ寂しさを覚えた・・

だけどその反面、嬉しさもあり…なんだか心が軽くなった気がした・・・



今日は…うまい酒が飲めそうだ・・♪







希…

頑張れ………!


.