「そう!今印刷するからちょっと待ってて!」


希はそう言って、手慣れた手付きでその企画書とやらをプリントアウトした。






「はいっ!これちょっと見て〜」


俺に企画書の紙を渡す希。

俺はざっとその企画書に目を通した・・




1分後…


「・・・・」

「…どうかな?私的には、すごいイイと思うんだけど・・」


企画書に目を通したあと…俺は一瞬で頭を整理させる。




「ダメかな(汗)??」


不安そうな希。



「…いや、いいとは思う。ただお前が大変になるんじゃねぇのかって、ちょっと心配なんだけど・・」

「大丈夫大丈夫!私、これをひらめいた瞬間…もうこれしか頭になくって、やる気満々なんだ!!」


ニッコリと笑う希。
その笑顔はまぶしく、なぜか心強かった。

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