そして私の頭をポンと撫で、修二くんとゴミ捨て場から出て行った。




……祐輔・・・


久しぶりの祐輔の手に…ドキドキしてしまう・・・

こんなにドキドキして、安心する手は……祐輔だけだよ‥




「さぁ…ここは冷えるわ。中へ入りましょう…」

「ぁ…うん・・」


私は華ちゃんに背中をさすられながら店の中に入った。

華ちゃんはすぐに、温かいココアをいれてくれた。





…………
………


「ふぅ・・」


ココアを飲み、一息つく私。




「ノン子大丈夫?」

―――!

華ちゃんが、私の隣で心配そうに言った。



「うん、大丈夫。ちょっと疲れたけど……」


ちょっと今日は衝撃的なことが多かったから……
まだ心臓がバクバクしてる…

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