「だけど・・希ちゃんは、なかなか俺に落とされないから…無理やり犯してやろうと思ったのに……残念だよ…」


レオくんはフッと笑った。


私はレオくんのその笑みに、背中が凍りつくくらいの恐怖を感じた…。

怖くて怖くて……泣きそうになった。



「‥でも、本当に代表のこと好きなんだね……」

「――――!」


レオくんはぽつりとそう言うと、警察に連れていかれた。

なんだか……煌びやかなホストの表側と、暗い影の裏側を見た‥そんな気がした。





「じゃあ、華ちゃん。俺らちょっと行ってくっから…あとよろしく。店は今日休みだから、なにも問題ないと思うんだけど・・」

「わかったわ。あとは任せて!」


祐輔と華ちゃんの会話。

そっか。祐輔は今から警察に行くのか……


すると、祐輔がチラッとこっちを見る・・
とっさに目をそらしてしまう私。




「…お前もおとなしく待ってろよ‥‥」

「・・・・//」

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