「・・・・」


レオくんは黙ったまま、ただ祐輔の話を聞いていた。




「…じゃあ、行こうか・・」


警察がレオくんを連れて行こうとする。



「相葉さんは、この店の責任者ですよね?悪いんですが…一緒についてきてもらえませんか?」

「…わかりました。」


警察にそう言われ、腰を上げながら言う祐輔。



「俺も行くよ…」


後ろから修二くんが言う。





「では、お願いします・・」


レオくんが、警察に連れて行かれそうになったその時…

バチッとレオくんと目が合った。

レオくんは魂が抜けたような顔をしている。




「…代表の大切なものが奪いたくて・・希ちゃん…アンタにも近づいたんだ……。希ちゃんが俺に落ちたら、こっぴどく傷つけてやろうと思った…」


―――!

…そうだったんだ・・・
だから、あんなにメールしてきたりしたわけね……

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