「…ハハ・・・アハハハ・・」


??

いきなり笑い出すレオくん。




「よく調べたね♪代表も警察もみーんなご苦労様!」


レオくんの顔つきが変わった。
それは王子様フェイスではなく、鋭くコワイ顔だった…。




「アンタの言う通り…俺はアンタなんか憧れてなんかない。むしろ憎んでるんだ・・・」


祐輔を睨むレオくん。

祐輔は眉をしかめ、レオくんをじっと見つめている。



「どうゆうことだ?」


警察がレオくんに聞く。

するとレオくんは、少し寂しそうな表情を浮かべ、ゆっくりと話し始めた。





「…俺には、血のつながらない義理の姉がいた。俺がガキの頃、お袋が再婚した男の連れ子として…。友達があまりいなかった俺だったけど、姉とはすぐ仲良くなれて・・毎日が楽しくなった」


レオくんが続ける。

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