「・・・・」


レオくんは、何も言わずただうつむいている…。




「確かに…お前にはホストとしての才能はあった。だけど、お前が稼ぐ金の額は…新人にしてはべらぼうに高い金額。そっからしておかしいって思ってたよ・・」

「…体売らせた客から稼いだ金を・・その写真の女が店でお前に貢げば……あんだけ稼げてもおかしくねぇよな‥」


修二くんがボソッと言った。




「俺は前から修二とお前について調べて来た。警察にも協力してもらって、やっと今日お前を捕まえてもらったってわけ…」

「ハハ……」


レオくんの肩が震えてる。





「…でも、お前の裏の顔はわかっても‥ぶっちゃけお前の目的はまだわかんねぇ。」


タバコに火ををつける祐輔。



「ただわかってんのは…俺はお前の憧れの存在なんかじゃねぇってことだ・・・」

――――!


どうゆうこと…?
レオくんは祐輔のこと憧れて、この業界に入ったんじゃないの・・?

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