すると…裏口からレオくんがやって来る。




「…なっ、なんの用!?」


いきなりなんなの!!?
今日はレオくんの存在なんか全然忘れてたのにっ……



「別に〜。出勤したら店の前で希ちゃんが見えたから…、ついてきただけだよ♪」


そう言って、私の隣に座るレオくん。



「なんでついて来るの?これから仕事でしょ??店に戻りなよっ」

「…冷たいなぁ。俺ら“仲良し”じゃなかったっけ?」

「……そんなの気のせいだよ」


私がそう言うと、レオくんはクスクスと笑った。






「…ところで今日はどうしたの?店になにか用事??」

「か‥関係ないじゃん…」

「ふーん。もしかして……代表に会いに来たとか??」


――――!!

コイツ…。相変わらず鋭い。



「あ…その顔は当たりだネ★希ちゃんはすぐ顔に出るなぁ〜」

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