レオくんの言葉が、胸にグサリと突き刺さった。


確かにそうかもしれない…。
レオくんの言うとおりかも・・・だけど…



「…私は‥祐輔を信じてるっ!いくら時間がかかったって、今の問題をきっと解決してみせる!!だから……あんたの女になんかならないっ」


私はうつむきながら、拳を握りしめ少し声をあげて言った。

少し泣きそうになったけど、ここはグッと涙をこらえた。


コイツの前では泣いちゃいけない…。
祐輔以外の男の前では泣いちゃいけないんだ・・・!





「…ふーん・・まだ代表のこと好きなんだ?」

「あ‥当たり前じゃん!」


レオくんはグレー色の瞳で、真っ直ぐ私を見つめている。

この瞳の色はカラコン…。人工でできたその綺麗な色は、少し恐怖を感じさせた。







「そう…。少し安心したよ」

「はぁ??」


安心したって??

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