「と、ところで…今日はどうしたの?」


私は気になっていたことを聞いた。




「ああ〜最近ノン子仕事休んでるから…レオちゃんと“心配だね”って話してて、今日は私たち休みだから、様子見にきたのよ。」

「……そう・・」


チラッとレオくんを見ると、レオくんは紅茶を飲みながらニコッと微笑んだ。

私はビクビクしながらすぐ目をそらし、紅茶を一口飲む。





「祐ちゃんにノン子のこと聞いてもすぐはぐらかすし…なんかあったんじゃないかと思ってね・・」

「―――!」


祐輔……




“――♪♪―♪”


すると…誰かの携帯の着信音が鳴った。



「あらあら、私だわ。ちょっと失礼〜」


着信は華ちゃんの携帯だったみたい…。華ちゃんは立ち上がり、携帯を持ってキッチンに入って行った。



嫌だ。
レオくんと二人きりにしないでよ……

.