パタン…。


「あ…真由おはよ〜」


すると、真由が目をこすりながら起きて来た。

今日、真由は仕事が休み。





「カフェオレ飲む?いれようか??」

「うんっ、ありがとう〜」


枯れた声を出し、キッチンに入りタバコを吸い出す真由。

私はやかんに水を入れ、コンロに火をつけた。



“――♪―♪♪”

「―――!」


私の携帯がまた鳴る。

携帯を開くと…またレオくんからメールがきていた。





「…またレオ?」

「――!」


真由がタバコを吸いながら言う。
私は最近頻繁にレオくんからメールが来ることを、真由に相談していた…。



「…うん。さっきもメールきて、返さなかったら・・またきたみたい……」


私は携帯を閉じる。

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