私は幸せ…。

好きな人と24時間一緒にいられて、仕事をもらえて、肌をキレイに磨き、爪を飾り、最新のファッションに身を包む。


好きな人とひとつ屋根の下で暮らし、好きな人のためにご飯を作り、部屋を磨き、好きな人に抱かれる。



十分過ぎる程幸せじゃない…こんな贅沢ないよ……。

女としての幸せは十分満たしている私・・
こんなんで文句言ったら、罰があたるよ……




でも、この心のモヤモヤはなんだろう…

いつになったら晴れるんだろう…



私のこんな些細なモヤモヤを見破ったレオくんは…スゴイなぁ・・

祐輔には、とてもじゃないけど言えないもん……。



私はその日、このモヤモヤする気持ちを祐輔に悟られないよう、祐輔に明るく振る舞った。

キラキラと眩しい祐輔は、やっぱり私には王子様で‥より私の心は曇るばかりだった・・・


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