「ハハ。見てればわかりますよ〜。ホストクラブに女の人が働いてて、その人が店の代表と常に一緒に行動してれば…誰だってわかりますよ〜」

「…あはは(汗)そ、そうですよね‥」


普通は有り得ないか(↓)

私はかなり特別なんだなぁ‥






「でも‥あれだけ彼氏が有名なら、彼女さんはかなりプレッシャーなんじゃないですか?」

「―――!」


レオくんは公園にいたハトに、手を差し伸べながら言う。




「ボクだったら…あんだけの知名度やお金や名誉を持ってる人と付き合ってたら、自分と比べてしまうだろうなぁ。自分はダメなヤツ・・みたいにね。」

「・・・」


レオくんの言葉は、改めて胸に突き刺さった……

周りから見ても…私はそんなふうに映るんだ。


私はしょせん一般庶民‥祐輔とは違う・・・






「でもボクは…逆に代表がうらやましかったりするな〜♪」

「は??」


突然明るい口調になるレオくんに、少しビックリしてしまう。

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