レオくんは、さっき自動販売機で買ったジュースを飲みながら言った。





「レオくんて、今時珍しいよね〜。ホストになりたい子のほとんどがお金目当てなのに…」

「あはは〜。ボク、基本的には変わってるってよく言われるんデス☆でもそんな自分キライじゃないけどっ」


「私もレオくんのそうゆうとこ、スッゴくいいと思うよ〜!正直、レオくんに期待してるから頑張ってね♪」

「ハイっ」


レオくん。顔だけじゃなくて、性格もいい子だなぁ♪

ますます期待しちゃうよ!





「ちょっと聞きたいんですけど…」

―――!


レオくんが私の顔を覗く。




「…なに??」

「希さんと……代表は、いつから付き合ってるんですか?」


「え?…あ//、え〜〜と……//一年ちょっと前から・・かな?」

「へ〜♪ホストクラブに女の人が働いてるから、最初はビックリしたんですよね。」

「あはは//そーだよね……////ってゆうか、私たちが付き合ってるって知ってるんだ?」



別にいいんだけど……情報早いような‥(?)

レオくんがうちの店に来て、まだあんまり経ってないのに…

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