うーん……たとえば・・


「・・・(汗)」


うう、例えもおもいつかん…

私ってば・・・(汗)





「あれ?希さん??」

「へ……!?」


ぼーっと考えていたら、誰かに声をかけられた。

目線を少しあげると…そこにはオシャレなジャージを着て、ニットの帽子を深くかぶっているレオくんがいた。




「…レオくん!?どうしたの?偶然だね〜」

「ええ。この辺に住んでる友達がいて…ソイツんちからの帰りなんですッ」


ニコッと笑うレオくん。

相変わらず綺麗な顔立ち…しかも今日はグレー色のカラコンをしている。





「希さんは、こんなとこでなにやってるんですか?」

「え?あ‥ああ、祐……代表のカレンダー撮影の付き添いでね。今この近くのスタジオで撮影やってんの…」

「へ〜遊さんの♪さっすが代表ッスね!!希さんもあんな有名人が彼氏で大変ですね。」


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