修二の言葉に私は静かに頷いた。





「…菜々枝とは完全に終わったよ。アイツ自身、今は幸せみてぇだし‥今後はロスに暮らすらしい」

「ロス!?」


「ああ。なんかそっちで仕事するんだって…子供も一緒に連れて頑張るって言ってたよ」

「……そう」



私は少しホッとした気持ちになった。






「俺、確かにずっと菜々枝のこと引きずってて…ぶっちゃけずっと他の女に興味なかった。だけど……」


修二がゆっくりと私を見つめる。





「真由に出会ってから…変わったつーか・・どんどんお前が気になっていって……気がついたら、好きになってたんだ」

「・・・・///」


私の頭を撫でる修二。






やっぱりこれは夢だ…///

だって・・

.