……………
…………
……



数十分後。

あのまま修二と一言も会話のないまま、修二に手を引かれていた私。





ココは‥


やってきた場所は、さっきのマンション街。




確か・・修二の家だよね?


さっき菜々枝さんが言ってたし…



ってか、菜々枝さんは!?





キョロキョロと周りを見渡しても、今は誰ひとり歩いてない。






「―――!」


高級そうなマンションの前まで来た時、修二が私の手を離した。







カチャ…カチャ

.