すると‥後ろから修二を呼ぶ女性の声。

私と修二は一斉に後ろを振り返る…








「―――!」


振り返ると…

そこにはスタイル抜群で、女優さん並みの美人が立っていた。






「…菜々枝?」


――――!!!!



修二は驚きながら、ベンチから立ち上がる。







菜々枝って・・・

この人が!?





「よかった‥会えて・・修二の家に行こうと思ったら、修二の姿が見えたから…」


菜々枝さんは、乱れた髪をかきあげながら言う。






修二の家って………

ここ修二のマンションだったんだ‥


私は周りのマンションを見渡した。

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