修二が私の顔を覗き込んでいる。



ヤバッ

ぼーっとしちゃった…







「‥そこに座ってて」


修二はベンチを指差す。




「うん…」


てか、ここどこだろ?

修二について来ただけだから…全然わかんないな‥



修二に連れられてやってきた場所は、高級マンションが立ち並ぶ所だった。



その中心地に大きな噴水があり、その周りにはベンチがあってまるで公園のようだ。


私はキョロキョロしながら、そのベンチに腰掛けた…






ガタン‥


ベンチの後ろにある自動販売機で飲み物を買う修二。

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