子供達がテレビに夢中になっている間に食器を洗い、洗濯物を干したりする。





家事をするようになって、主婦の大変さを知った。





章菜はずっと1人でやって来たんだと思いに耽る。





鈴が産まれて、人生初の育児も参加したが本当に大変だった。





オムツを替えて、ミルクをあげて、お風呂も入れる時には気をつけないといけないし夜泣きもする。




章菜は、鈴の夜泣きでため息をつく事もなく疲れた表情も見せず、いつも笑ってる姿を見て父親なのに男なのに大変さに参る自分が情けないと思った。





子育ては大変だけど、喜ばしい事が多かった。





鈴が1歳になる前に章菜を復帰させた。





紗衣が率先して鈴の面倒を見てくれるし、今は男だって育児休暇を取れる時代。