この光の向こう側に何かがちらりと見えたからそれを確信する為である。


確認するとやはり家の様な物があったからそちらへと歩き始めた。

家が近くになるにつれ、『くすくすくす』っという笑い声が聞こえ始めてきた。


だが家の方からではなく、その真逆の方から…。アリュロはそんな事をもろともせず進んで行った。


なぜなら、こんな現象は始めてではなかったからである。