千歳は、目覚めた。

すると、横には夏が眠っている。

「夏。こんなとこで寝ていては、風邪をひくぞ」

そう言って、千歳は夏を抱き上げる。

布団に入れてやると、夏は気持ちよさそうにしていた。

「夏…」

その時、夏が目を覚ました。

「!」
「!」

二人はお互いに驚き、真っ赤になる。

すると、千歳が夏を抱き寄せた。

「ーー…っ!…千歳っ」

夏がびっくりしていると、千歳が耳元で囁いた。

「嫌か?」

夏は、首をぶんぶん振った。

そして二人は見つめ合い…口づけを交わした。