「こいつは別だから」

そういい先生は私の横に来て肩を抱いた

私は俯きながらも顔が火照るのを感じた

「じゃぁ、いいもぉーん
今度相談にいっぱい乗ってもらうから!!!」

「はいはい。」

先輩はドアを出て行った

なんか心がホっとした

「大丈夫か?」

「っえ?」

先生の大丈夫かにビックリして顔を上げる

「お前、目が潤んでたし」

「気のせいだよ」

私はバックの中を意味なく探り始めた

「それに、肩が微妙に震えてた」

その言葉に、

その心配そうな声に、

そのまっすぐな瞳に、

私の動きを止められた