ダンテは思った


―女性がこんなにも美しいと思うのはユイが初めてだ…


湯殿の中には湯に入っているユイの真っ白な背かがあった


髪を丁寧に撫でていた


「ユイ…」


ダンテは沸き上がる欲望にまけそうになりそうだった


「ユイ…」


「だ、だれ!?」



このままだと抑えられるかわからなかったダンテはユイに声をかけた



「キャ!ダンテ!何してるの!?」


「用があって立ち寄ったんだ…まさかユイが湯につかっていたなど…わからなく」


「そ、そう…あの…」


「ぁあ…出てくよ。部屋にいる」


ダンテはユイに背を向けて部屋に向かった


ユイは顔が真っ赤になっていた