「今の時代に必然的にやってきて、今を作り出している…その瞳が証拠じゃ」


ユイは自分の目を触った


「私は何をするために…」


「ラグナロクを止めるため」


黙っていたダンテがユイを見てちからずよく言った


「正確に言えばラグナロクを止めてほしい…」


「ラグナロクって…」


「世界の終焉じゃよ」



世界の終焉と聞いた瞬間ユイの体は重りをつけたかねように重くなった


「わ…私は…そんなこと出来ない…」


「女神は泉をまもらなきゃならん」


「私は…普通の…人間です!!」


急にいわれた責任に
涙を流しそうになった


「だが…スクルド出なければ止められん。ヴェルダンディは今を変えるだけじゃ。未来を買えなければ」