「はい…けど…誰かが私を違う名前でいいました…」


「違う名前!?」


「はい…スクルドと…」


ロイはロッドを握りしめて唯をまぢまぢみた


ダンテも驚きを隠せないような感じだ


「しかも…娘って…あれ?どうかしましたか?陛下…?」


「冗談では…」


ロキが黙って下をむく


「どうやら…時がきたみたいですね…陛下」


黙っていたロキが重々しく口を開いた


そのいみは唯には全く解らなかった