「陛下…お持ちいたしました…」


淡いピンク色の髪をポニンテールにしてる若いひとが飲み物を持ってきた


「さぁ…飲んでみろ」


手渡されユックリと口に含んだ


――ハーブのあじがする…なんか頭が…


「どうだ?」


「はい…大分いいです」


「そうか…良かった」


向けられた優しい笑顔に顔を真っ赤にして下を向いた


「では…何か思い出しましたか?」


また口に含んだハーブの飲み物をゴクンと飲み込みロキを見た


「はい…思い出しました…少しだけですが…」



ダンテの瞳が唯を
見つめていた