「誰かしら?」


「ユイ様、こちらにお座りください」


ルールーは扉に向かい、ビビはユイに椅子を出す



キィ…


「…!!まぁ陛下!!」


「ユイに会いに来た」


ルールーの声にユイが反応する


「はい…ユイ様はあちらに…」


ユイの心がドクンと弾む


「ユイ?」


カタン…
ユイはスッと立ち上がりゆっくりと振り向く


「ダンテ…どう?私…」


「ぁあ…綺麗だ…すごく」


ダンテは目の前にいるユイに驚いていた


あまりにも人間離れした美しさに鳥肌がたつ


「そばに行ってもいいか?」


「うん…」