――――
―――――――


「ユイ様、さぁドレスを着ましょう」


「ルールー…こんな豪華なドレスを着るの!?」


白いドレスに青い薔薇の刺繍

体のラインがきれいに見えるように流れるようにドレスが細い


「綺麗ですわ!!ユイ様が着ると」


「ぇえ!!間違いなく陛下もユイ様に釘付けになりますわ」


ユイは嬉しそうに笑い
コクンと頷く


鏡の前に立ちドレスを2人に着させてもらう


うしろのファスナーを上げきり2人は満面の笑みでユイを見る


「なんて…お美しいの…」


「ぇえ…」


ユイは自分でもあり得ないほどに輝いてることがわかった


―ダンテに見せたいな…



コンコンコン…


3人が鏡に夢中なとき、部屋のドアがノックされた