「わかった…」


ため息もつけないほどに、大臣に参るダンテ


「さぁ!こちらに!」


ダンテは急ぎ足の大臣の後を追う


―――
――――――

「ビビ、パーティーは何時からなの?」


「6時からになります」


「えっと…今は5時かぁ…」


ユイは支度を終えて時間があまり退屈をしていた



「ダンテ…何してるかな…」


ユイはボソリとダンテの名前を出す


「クスッ…ユイ樣、すぐ会えますわ!!」


「えっ!?き、聞こえてたの!?」



独り言のつもりが、ビビ達に聞こえていたらしい


「陛下もユイ樣に会いたいとおもっていますわ!!」


後ろからルールーが付け加えた


ユイは鏡をみて
―キレイに見えるかな…私


ダンテにそう見えたらいいと思っていた