ハッとして起き上がり、ベッド横に座っている人物に気づくと……。


「きゃぁぁぁぁ!!!」


耳をつんざくような悲鳴が上がった。


その声に、その人物が顔をしかめる。


「だ……だれ!!」


自分の部屋に、知らない男がいる!!


この危機的状況に、咄嗟に枕を抱きしめて体を防御する。


簡単にヤラれてたまるか!