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それから、数時間が経過していた。


いつの間にかクリスマスソングは止まり、ケーキも2人で半分以上食べてお腹が一杯になっていた。


チキンとか他の食べ物も用意してくれていたのだけど、それを食べれるほどの余裕はない。


私は、重たいお腹を抱えてベッドに寝転んだ。


「もう、食べれない!」


「色気のねぇ奴」


すぐるはそう言い、楽しそうに笑った。


「だって……」


異性と付き合った経験もないんだから、色気を求められても困ってしまう。