☆☆☆
待ち合わせの公園についたのは、約束の10分前だった。
「寒い……」
今日は急に冬らしく気温が下がり、吐き出す息も白くなっていた。
携帯電話で時間を確認し、どこかお店の中で待っていようかと辺りを見回す。
小さな公園から少し歩けばファミリーレストランがある。
でも、その間に誠先輩が来てしまうかもしれない。
そう思いなかなか動けずにいると、公園の入り口に見慣れた背の高い男の人が現れた。
「碧ちゃん!」
「誠先輩」
先輩の口からも、白い息が吐き出される。
「ごめんね、待った?」
待ち合わせの公園についたのは、約束の10分前だった。
「寒い……」
今日は急に冬らしく気温が下がり、吐き出す息も白くなっていた。
携帯電話で時間を確認し、どこかお店の中で待っていようかと辺りを見回す。
小さな公園から少し歩けばファミリーレストランがある。
でも、その間に誠先輩が来てしまうかもしれない。
そう思いなかなか動けずにいると、公園の入り口に見慣れた背の高い男の人が現れた。
「碧ちゃん!」
「誠先輩」
先輩の口からも、白い息が吐き出される。
「ごめんね、待った?」