☆☆☆
私へのいやがらせがエスカレートするのに、時間はかからなかった。
一番最初の、ゴミ箱の事件があってから、ほんの3日後。
新しい事件が、起こった。
「うわ……」
ゴミ箱の中身を確認した時と同様に、言葉を失う律と私。
目の前には、切り刻まれた制服が入った、ロッカー。
言うまでもなく、私の制服だ。
体育の授業中にやられたらしい。
「長浜弥生」
律の呟きに、私は「へ?」と聞き返す。
私へのいやがらせがエスカレートするのに、時間はかからなかった。
一番最初の、ゴミ箱の事件があってから、ほんの3日後。
新しい事件が、起こった。
「うわ……」
ゴミ箱の中身を確認した時と同様に、言葉を失う律と私。
目の前には、切り刻まれた制服が入った、ロッカー。
言うまでもなく、私の制服だ。
体育の授業中にやられたらしい。
「長浜弥生」
律の呟きに、私は「へ?」と聞き返す。