とてもじゃないけど、恥ずかしくて着れない。


ブンブンと首をふる私に「大丈夫だ」と、すぐるが言った。


……?


「碧は、制服でかくれてるだけで胸も尻もある。絶対に、似合う」


そう言いきって、すぐるは微笑んだ。


その笑顔に、服の中をすべて見られているようで、顔が赤くなる。


なんか、最近私赤くなってばかりだな……。


体がむずがゆくて溶けそうになったり、触れてほしくなったり……。


ポーッとする頭をブンブンと振り、「わかった」と笑顔を見せた。