思わずそれを手にとってから「え?」と、首をかしげる。


「碧はそれを着ろ」


え?


これ?


そういわれて、私は手の中のドレスをマジマジを見る。


薄いピンク色で一見すると可愛いのだけど、背中が広く開いていて、丈も短い。


これ、露出高すぎない!?


「うわぁ、セクシーじゃん!!」


それを見て、律が目を輝かせる。


「けど、私には無理だよこんなの」