「だって……」 キスしたかったんだもん。 先生を見上げると、やっぱり怒っている。 「ごめんなさい」 嫌わないで、なんて言うあたしの目にはうっすら涙が浮かんでいた。 「先生…」 「たく……可愛いすぎんだよ」 「……え?!」 「口開けて」 「く、ち?」 見上げると、見たことないくらい怖い顔。 大人しく口を開けると、手を引かれあっという間に唇を奪われた。